Lesson/Core Voice

■ レッスンは、初心者から上級者までのどなたでも!

■ 対面レッスンは、東京周辺と大阪(関西)周辺のいずれでも!

■ 対面レッスンとリモートレッスンのどちらも対応!

Lesson @『Studio Core Voice』

梶山敏弘が、2007年にカワイミュージックスクールにて、ボイストレーニングの特別講座「身体(芯体)発声」をスタートさせ、その後講座の名称を「身体(芯体)発声」から「Core Voice」と変更しました。
そして、2022年からリモートでもレッスンを提供するにあたり、発声や歌唱レッスンを提供する場として『Studio Core Voice』を立ち上げました。

『Studio Core Voice』で行っているボイストレーニングは“Core Voice”と言い、その特徴のひとつに、身体の深層を目覚めさせ身体全体で声を出す訓練があります。
様々なエクササイズ等を用いて、頭部・頸部・肩甲骨・骨盤と股関節の周辺等体幹部を中心に活性化を行い、発声に重要な身体の意識を高めます。
声と心身両方の解放・開放を目指します。

『Studio Core Voice』では、そのボイストレーニング“Core Voice”と、課題曲を歌うようなボーカルレッスンの両方を提供しています。
一度のレッスンに、両方を行うことも出来ます。

「ボイストレーニング“Core Voice”の紹介(ダイジェスト版)」on YouTube

レッスンに2種類?

歌のレッスンは、大きく分けてボイストレーニングとボーカルレッスンの2つに分かれます。(異なる呼び名を使うこともあります)
ただ、実際通常のレッスンでは、厳密にこのような区別をしていないことがほとんどですし、レッスン時にこの両方を混ぜて行うこともしばしばあります。
混同すること自体は問題はありませんが、違いを知っておいて損はないので、下記に説明しておきます。

[ボイストレーニング]=声のレッスン

ボイストレーニングとは、通常音楽のジャンルを超えて、発声の能力を高めるトレーニング。
音域・音量・音色等々、声をコントロールするあらゆる能力を養うもの。
スポーツ・トレーナーのように、ジャンルやトレーナー個人の趣味・趣向等を超えた、発声を医学的・解剖学的・運動生理学的にとらえたものが、ボイストレーニングの本来のあり方であるが、
通常特定のジャンルに特化したボイストレーニングも多く行われている。
ただ、“ジャンルを超えたボイストレーニング”を理解した上で、特定のジャンルの特徴(特徴的な発声方法)を加える方法が理想と思われる。

[ボーカルレッスン]=歌や曲のレッスン

ボーカルレッスンは、ボイストレーニングと異なり、発声に関するトレーニングにそれほど重点を置かず、特定の曲や特定のジャンルを取り上げて、その内容に関するレッスンを行う。
例えば、曲を歌うなかで、表現の仕方・乗り(リズム)・音程・音色等々を講師が指導していく。
ボイストレーニングが基本ジャンルを超えていて、客観的・科学的(?)であるのに対し、ボーカルレッスンは特定のジャンルや講師個人の好みに左右される。
したがって、受講者は講師の音楽性や音楽趣向に共感していることが前提になるかと思われる。

レッスン受講に関して

『Studio Core Voice』では、上記のボイストレーニング“Core Voice”と、曲を歌うことが中心のボーカルレッスンのどちらも行っています。

[ボーカルレッスン]

ボーカルレッスンでは、Jazzを始め、R&B, Bossa Nova等、日本語も含め、Pops全般を教えています。
ご自分の歌いたい曲を中心にレッスンを行います。
歌の伴奏は私がピアノで行いますが、曲の譜面はご自分でご用意いただくか、こちらで用意出来るものもあります。
原曲のキーにこだわらずに、自分の個性が生きる最適なキーやテンポを探ることは、歌を歌う上で大変重要な作業です。
私の伴奏もキーの変換はその場で直ぐに対応します。
原曲や他の歌手のスタイルにとらわれずに、自分自身の歌を歌えることを心掛けたレッスンを行います。

[“Core Voice”]に関しては、下記の概要をご覧下さい。

なお、レッスンは、Zoom等を利用したリモート・レッスンも行っています。
これまでと同様に、貸しスタジオでの対面のレッスン、また出張レッスンや講義・講演も行っています。

詳細は下記をご覧下さい。
ご不明な点や内容に関しての質問がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

レッスンの様子

<レッスン料金>

●対面のレッスンは、東京周辺と大阪(関西)周辺のいずれでも行っています。
●対面もリモートも、ボイストレーニングとボーカルレッスンも同額です。
●対面レッスンにてスタジオ等をレンタルする場合は、レンタル料金は別途お支払い下さい。

(1)個人レッスン

料金(税込):5,000円/1時間

(2)複数名のレッスン(2名~3名)

料金(税込):お一人 3,500円/1時間

(3)4名以上のレッスンや講義・講演

(要相談)

「What is“Core Voice”?」(“Core Voice”の特徴・概要)

【独自のスタイル:“身体の芯を使った発声”と“新旧の優れた発声メソッド”の融合】

(1)体幹を活性化して、身体の連動を利用するボイストレーニング:“Core Voice”

『Studio Core Voice』で行っている“Core Voice”ですが、
名称の“Core(芯)”が表すように、“Core Voice”の特徴は、発声に大きな影響を与えている身体の芯(体幹部分)を活性化することも行っていて、それが他のボイストレーニングとの違い・特徴になっています。
身体の芯である頭部・頸部・背中・骨盤・股関節や体幹等々が、適切な状態・動きを取れるようになると、声帯・喉頭とその周辺の運動をしっかりサポートしてくれます。

様々なストレッチやエクササイズ等を用いて、身体の深層(特に発声に重要な部分)を活性化し、身体全体を繋げたような感覚で声を出すことを体得して行きます。
更に、その感覚は声だけでなく、心身の解放・開放にも繋がって行きます。

声は声帯から生まれるものですが、その声帯も身体の一部なので、当然身体の動きからの影響や制約を受けます。
現在流行しているほとんどのボイストレーニングの流派では、身体のことをほぼ取り上げることはありません。
確かに、ほとんどの方の場合、まず声帯や声帯周辺の運動を最優先でトレーニングする必要性には同感ですが、身体の使い方や呼吸には触れなさ過ぎです。

私は2000年前後に起こった古武術やインナーマッスルのブームに刺激を受けて以来、声と身体の関係を自分の身体と声を使って研究してきました。
股関節周辺、肩甲骨周辺や頭部の内外のエクササイズを中心に行い、身体の深層を目覚めさせて、身体と声帯やその周辺を繋げることで、発声が上達することが分かってきました。

発声には声帯周辺も身体全体も、その両方が重要であると確信しました。

ですので、“Core Voice”では、声帯と声帯周辺のトレーニングと身体と呼吸のトレーニングの両方を行っています。
ただ、声の出し方は人それぞれに異なるので、その方にあった方法で、トレーニング方法を選択しています。

“Core Voice”では、ヨガや古武術系に影響を受けた既存の様々なボディーワークや、私がこれまでの経験で得たオリジナルの訓練方法を行っています。
既存のメソッドで取り入れているものの代表的なものを下記に挙げておきます。

【例】
[全身(首より下の体幹)]
・腰割、肩入れ、インナーマッスル(腸腰筋、腰方形筋等)のエクササイズ、命門の解放を意識した呼吸練習等
・肩甲骨:喉頭を支えるのに、肩甲骨の開発(こわばりの除去と正しい動き)は強い味方になります。“立甲”等

[頭部(表面と内部)]
「クレニオ・セイクラル・セラピー」(表情筋の運動や蝶形骨の意識)等の活用
・表情筋の動きが頭部内側の筋膜を動かし、それが声帯と喉頭の運動に良い与える影響を与える連動を利用します。
・蝶形骨の存在を意識して、頭部内外の全ての運動にゆとりを与えます。

(2) “三層”に分けて発声をとらえる

“Core Voice”のもう一つの特徴に、「発声を三層でとらえる・考える」ということがあります。

三層とは、声を生み出す声帯・喉頭を中心にして、声を発する仕組みを層で分類し、第一層を喉頭、第二層を喉頭の周辺、そして第三層を身体(体幹)と分けています。

第一層:喉頭の内部や隣接した部分の運動/声帯・輪状喉頭筋等々
第二層:喉頭の周辺部の運動/喉頭懸垂機構等
第三層:喉頭やその周辺部からは少し離れた、身体(特に体幹)の働き/インナーマッスルや筋膜等

勿論発声に使われる様々な器官や運動はつながっているので、くっきりハッキリと層に分かれている訳ではありませんが、このように大まかに三層に分けて捉えたほうが、発声の仕組みを理解しやすく、また発声の練習時に今自分が行っている練習の内容を理解しながら行いやすくなります。
因みに、通常のボイストレーニングでは、今自分が行っている練習がどのような発声の仕組みの中の、どの部分の練習を行っているかをあまりハッキリ意識させずに行っていること場合が多いです。

なお、最近注目されて来ているボイストレーニングのメソッドに「フースラー・メソッド」と言うのがあります。
「フースラー・メソッド」では、“喉頭懸垂機構”と言う第二層を訓練する方法が特徴になっていて、第一層と第二層の両方を意識的に練習を行える素晴らしいメソッドだと思います。

そして、前述しているように、“Core Voice”の一番の特徴は、第三層の身体(体幹)の働きを活性化させる訓練です。
多くのボイストレーナーが、第一層そして第二層の意識や練習で留まっていますが、“Core Voice”では第三層の身体(体幹)の働きも発声に重要な要素として捉えています。

ただ、やはり声を生む源は声帯にあるので、喉頭とその周辺の第一層と第二層の練習のほうが割合としては多く行います。
第三層の意識・練習は大変重要ですが、サポート役で、“縁の下の力持ち”のような役割をしています。
発声能力の更なる向上と安定を求めるなら、是非第三層の意識・訓練も行って下さい。

(3)“新旧の優れた発声メソッド”

“Core Voice”では、上記の身体の訓練だけではなく、新旧の優れた複数の発声メソッドを行います。
ここでは、その優れたメソッドを簡単に紹介する程度に留めます。

・SOVT訓練(Semi Occluded Vocal Tract exercises)から
Lip Roll、ハミング、ストロー・エクササイズ(+ペットボトル)等

・フースラー・メソッドから
喉頭懸垂機構の訓練、純粋な裏声、裏声と地声の分離→融合等

梶山敏弘の講師歴

・2003年~2004年 第一楽器(大阪)にて ボーカル講師として勤務
・2005年~2022年 カワイミュージック レプレ新宿(東京)にて ボーカル講師として勤務
同校にて、2007年より発声の特別講座 『身体発声』をスタートさせる。
様々な身体操作(武道、ヨガ、各種ボディーワーク等)を取り入れたエクササイズを行い、
体幹深層部を中心に身体全体を活性化させ、発声の改善を進める。
そして、『身体発声』を更に進化させた新講座『Core Voice(コアボイス)』を、2015年に開講。
・2018年~2021年 総合学院テクノスカレッジ(東京都武蔵小金井市の専門学校)ミュージック科にてボーカル講師として勤務
・2018年~現在 カワイミュージック 表参道にて ボーカル講師として勤務

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